犬の生食・バーフ(BARF)を始めるにあたり!

前回の日記「犬の生食・バーフ(BARF)について。」の続きです。 → 前回の日記

そこで早々に生食を始めたいと思っても、イアン・ビリングハースト博士の翻訳本だけではなかなか具体的な方法が実感出来ないのが現実。

そこで次に紹介したい本が、佐良直美著 「佐良直美が教える 犬との暮らし方」です。

注:佐良直美:アニマル・ファンスィアーズ・クラブ( AFC )代表者

この本は犬のしつけの他に、具体的な生食の作り方や方法を日本人向けに紹介してくれている本です。(現在は絶版)

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一部その内容をご紹介します。

*** 以下引用資料 ***

<与える分量と回数>
●犬のベスト体重の3%前後の食事量が必要です。
 例:ベスト体重が10kgの犬の場合
 300g (1日分)・・・成犬であれば、150gを2回に分けて与えます。

 肉・魚類  :  野菜・果物・その他  :  内臓類(レバー)
  6     :     3         :    1
  180g   :    90g         :    30g

<生食のレシピ>
肉・魚類・・・60%
・手羽先(生) : 他の肉、魚  =   2  :   1
★鶏の骨つき肉。鶏の骨は、以前は犬に与えてはいけないと言われていましたが、オオカミが鶏を襲って食べていたように、生の骨なら問題ありません。ただし、加熱した手羽先は絶対に与えないでください。加熱すると骨がガラスのように割れやすくなり、割れた先がとがってしまい、のどにささる危険があります。大腸性の便秘になる傾向もあります。
★A・F・Cでは頭数がおおいこともあり、手羽先の骨も肉もすべてミンチにして与えていますが、そのままかじらせてもかまいません。犬は喜んでバリバリ食べるでしょう。
★鶏だけでは亜鉛、オメガ3、鉄分が足りないので、亜鉛と鉄分はラム肉などの赤身肉で補います。ラム肉が手に入らないときは、牛肉の赤身(脂肪がない部分)を与えてもよいでしょう。
★犬には必須脂肪酸(オメガ3=αリノレイン酸、オメガ6=リノール酸)の摂取が大切です。オメガ3は、生魚(頭や内臓を取り除き骨ごと与える。ただし、タイのように骨の硬い魚は避ける)で補ってください。アジ。イワシ、サンマなど、青背の魚がよいでしょう(イワシやサンマは内臓も食べさせる)。 


野菜・果物類・・・30%
 野菜 : 果物 = 5 : 1 
(犬には野菜の繊維質を破壊する酵素がないため、フードプロセッサーなどでジュース状にすることが必要です。)
■基本の野菜
(一年中、多めに与える野菜類。人間が生で食べられる野菜や、さっと湯を通して食べられるものを中心に選びます)
 だいこん・かぶ・にんじん・かぼちゃ(少量)・こまつなやチンゲンサイなどの青菜類(ほうれんそうはアクが多いので向かいない)
■季節の野菜など(上記のほか、その季節に手に入りやすいものを少量加えます) 
 いんげん・オクラ・レタス・きゅうり・トマト・セロリなど
 にんにく、しょうが(少量)
★にんじんやセロリは、骨にカルシウムが沈着するのをたすけるのでGood!
★生野菜にはオメガ3が含まれており、抗炎症作用もあります。ビタミンCはもちろん、緑黄色野菜にはビタミンA、E、K、カロチンや酵素など、ドッグフードからは摂取できない重要な栄養素が豊富に含まれています。
★犬には野菜の食物繊維を破壊する酵素がないため、フードプロセッサーなどでジュース状にすることが必要です。
★血糖値を上げるいも類などのでんぷん質は避けます。
★トマトやナス科の植物は関節の悪い犬には与えないこと。
★ほうれんそうや、玉ねぎ、長ねぎなどのねぎ類は与えないでください。
■その他の食材
 海藻類(生のもずく、根こんぶなど)・納豆・豆類(小豆、いんげん豆などをゆでて)・ごま(すりおろして)・きなこ・カッテージチーズ・プレーンヨーグルト・生卵(カラごと)
■果物類の基本
 りんご・バナナ・キウイ
 他、季節の果物(イチゴ・スイカ・なし・柿・みかん)

内臓類・・・10%
★レバー(鶏や牛のレバー)レバーにはたんぱく質のほか、鉄分やビタミンA、B1、B2、Cなどが豊富に含まれ、栄養的な価値は高い部位です。ただ、肝臓には体内の有害な物質を無害に処理する働きがあるため、悪い環境で育った鶏の肝臓には、有害な物質がたまっている可能性があります。

*** 佐良直美著(2003年)「佐良直美が教える 犬との暮らし方」 大泉書店:出版  より引用 ***

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他にも、子犬の場合や少し古くなった肉はさっと火を通すなどの具体的なアドバイスもあり「生食」を真剣に考えている方はネットではまだ販売されているようなので購入されて一読されるのが良いと思います。

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そして、野菜を上手く消化できない犬は「草食動物の胃内部の発酵菌に近い物」を補うことが重要で、ヨーグルト・納豆などの活用についても勧めております。

佐良さんは、アニマル・ファンスィアーズ・クラブ( AFC )の代表者であり、長年保護犬60頭ほどの犬達と暮らし、すべての犬にこの生食を実行して「犬達がとても健康的になった」と語っていることに強い説得力を感じます。

↓鹿肉と野菜の日。
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費用面でも、我が家の2頭の場合1日500円~800円程度(体重10Kg1匹/1月/約12,000円以内)で賄えておりますので、犬が病気になって高額な医療費を払うことを思うと、健康で決して太らない生食は、素晴らしい犬の食事だと思います。

そしておばちゃんの夢は、この本の著者である佐良直美さん主催のアニマル・ファンスィアーズ・クラブ( AFC )で、「生食」の講義を受けるチャンスがあればと願っております。

そのためには、おばちゃんも元気で長生きしないとね・・・。(^_^;)

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Comment

銀ままん

素晴らしいですね。思わず人間用のローフードもぐぐってしまいました。
なによりも健康が一番としみじみ思う最近です。
  • URL
  • 2016/09/29 11:10

Coro

>銀ままんさんへ
ありがとうございます。
犬には特別神経質に食事管理しているわりに、自分達は・・・。(^_^;)
  • URL
  • 2016/09/29 21:31

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    ・しっかり者の姉・好奇心旺盛・頭脳派(生後半年でみつかった、先天性網膜異形成による両目の網膜剥離から緑内障に。2017年4月に左目を義眼に。 現在右眼も見えが非常に悪い)

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    ・やや小柄で臆病者・姉弟喧嘩だと強気になる内弁慶タイプ・肉体派

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